<ここからの発想>

自然と人「衣・食・住」はいつも繋がっています。
日本の昔の人の生活の知恵が理にかなった生活様式を生み出してきました。
自然の理にかなうことはサステナブルなことです。
今、先人たちが作った多くのものを見て思うことは、 そのよく考えられたものづくりです。
「よくつくったなあー」と思います。
これが出来たのは生活のその場に立った発想で「必要な機能を当たり前」に形にしたものづくりだと思います。
そのつくりは理にかなっていました。
使い易いものは気持よく使えます。それは形も美しく見えます。美しいところでは心地よく過ごせるのです。

                           Coordinate by GNOME    Designer くりはら まさよし



日本の昔の人の生活の知恵から生まれた生活様式 は

■物干し台
東京の下町などでは土地の狭いところに家がつくられていました。
生活の場は狭く、空いているスペースは屋根の上でした、その屋根の上を有効活用した物干し台ができました。
部屋の中から日当たりの良い場所へ行き来できる「物干し台」はとても便利で盆栽などを置く屋上ガーデンで もありました。夏には夕涼みもできました。

■囲炉裏
「いろり」は日本の家で住まう原点のようなものです。暖房を兼ねて煮炊きができる家族の集まる 正に「家族団欒」の多機能を有したところです。ヨーロッパなどのマントルピース(暖炉)にもあたります。

■竈
「かまど」は薪で炊く「かま炊きご飯」の本物ができる炊飯場です。囲炉裏も竈も燃料は薪(木燃料)です。
山林(雑木林)などで枯れた木々の枝や薪用の雑木を切り出して薪割をして燃料をつくりました。

■水 瓶
水道が完備されていない時代の屋内の水場です。家の中で水が使える機能は大切なものです。
土間と料理場に繋がる位置に配置されていました。

■土 間
住まいの入り口(玄関の中)が土間空間でした。土で固めた床は水を溢しても土が吸い込みます。乾燥時季は水をまいて適度な湿気も保てます。この空間は多機能を果たす玄関でもあり、ダイニングキッチンでもあり、リビングでもあり、屋外から履物を脱がずに土足で活用できる住まいの中で毎日一番フル活用される場所でした。

■縁 側 /現代で言えばサンルーム、ガーデンルーム、アウトドアリビング
最近の戸建住宅にはあまり見られない縁側は外と中の中間で太陽がもらえる部屋で有り、「冬は日向ぼっこ」 「夏は夕涼み」農家では農産物の乾燥場でもあり、ちょっとした来客との会話スペースでもありました。家の中まで入らずに気軽に寄れる(訪問できる)ご近所の方とのコミュニケーションの場でもあります。部屋は閉め切っていても縁側の引き戸は開放して快適な空間をつくります。縁側はベンチの代わりにもなります。    

■曲家 /現代で言えばビルトインガレージ
曲家は馬屋と家が繫がり家の中に馬がいました。馬は現代の車や耕運機の役割をしておそらく車以上に生活 に必要な大切なもの(道具)だったのでしょう。ここは台所(調理場)へもつながっています。
車を置くガレージと住まいがつながっていると便利な使い方ができます。曲家は当時の暮らしから生まれた 機能性の高い造りだったのだと思います。この床も土間(土の床)です。



日本の昔の人の生活から生まれた、理にかなった、機能有る造りは、木造で、木を炊き、土を生かし、自然の循環に合った持続可能な日常が有りました。

<すばらしい土間の機能>台所(勝手)ダイニングキッチンでもあります。
囲炉裏と竈と水瓶と土間の関係は生活の機能を繋げています。土間は玄関を兼ねる土足の部屋 日本の昔人の生活様式は農業や林業、漁業の人達とも関りが多いと思います。
これらの仕事は外の作業で草鞋(わらじ)や地下足袋など土足の履物のまま家の中へ出入りしてそのまま食事 もできる造りです。屋外用の履物を脱がずに生活できる土間のスペースは生活機能の上で理にかなっていたの だと思います。農作業などで汚れた靴や衣服もここで着替えることもできます。
外履きを脱がないちょっとした来客や休憩の腰を掛ける機能もあります、昼食や冬なら暖談を取りながらのタ 食の場になります、囲炉裏でも鍋で料理を炊きます。その場で盛り付けて食します。室内の板壁や板の間は拭き 掃除で磨かれて黒く光っています。土間の部屋のどこかに見える家を支える大きな木材の大黒柱が有ります。
土壁で建物を護り、家も呼吸していました。

 CLTDBSG/デビサスグーは


■ユニークなアイディアと経験と新しい施工技術でCLT、大型ティンバーを生かしてつくります。
クロス・ラミネートティド・ティンバー(CLT)や大型のエンジニヤーウッド (EW)は昔の人の生活の知恵を現代に生かせる可能性を秘めたサステナブルな材料です。
大規模な建築物だけでなく土足の間を有した住まいや屋上、ビルトインガレージを有した住まい、身近な店舗、工場、オフィス、保育園など、屋外活用施設、ガーデン、エクステリアもデザイナーのアイディア次第です。
雨にぬれずに車へ乗り降りできる住まいや店舗、各種施設などCLTは最適な材料です。
これをデザイン・設計・建築、製作するデザイナー&ビルダーがここに居ります。   CLTDBSG



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お問い合わせ TEL042-654-5454  Email:gnome@cltdesign.jp〒192-0151東京都八王子市上川町3468-4

                        株式会社 ノーム                       

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CLTDBSGに興味をお持ちいただき、CLT建築&CLTエクステリアガーデンのご相談、デザイン、建築などのご依頼をいただけるお客様を有する広い地域にCLTデビサスグーは展開致します。

CLTを採用した建築デザイン、設計、CLTの構造計算などを行う デザイナー、建築士、建築設計事務所/CLTを採用した建築施工を行う建設会社など、CLTデビサスグーのデザインコンセプトにご賛同いただけるデザイナー・ビルダーの皆様に「CLT展示場オフィスオープン」に向けてご参加をお待ちいたしております。

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